昨今のクラウド・コンピューティングの普及によって、ビジネスも大きく変化しています。企業のITに対する投資は、SaaS(Software as a Service)の登場によって「所有」から「利用」へとIT活用に対する考え方が変わりました。

これまでサービスの利用者は、初期投資として大きな投資が必要でしたが、費用が月額や年額になることで、投資コストが抑えられます。さらにサービスに導入や運用にかかっていた環境構築や運用などの負荷も軽減できるメリットが得られます。

一方、事業者側は売りきり型からサブスクリプション型(月額や年額でサービス提供するモデル)へと変わることで、売上の予測が容易になりかつ、キャッシュフローを重視した事業展開まで可能になります。

加えて、販売後の顧客との接点も続くため、関係構築・維持がしやすく、アップセルやクロスセルの機会も増えました。
そして継続的な接点は、顧客ロイヤリティの醸成・向上といった新たなメリットも享受することができます。企業のSaaS化は、自社のビジネスを飛躍させる大きなチャンスとなります。

しかし、SaaS化を推進する上で、さまざまな問題が生じます。「社内における変革への抵抗」「環境構築のためのリソース不足」「SaaS化によるサービス品質の低下」などビジネスに変革を起こすには多くの壁を乗り越えなければなりません。SaaSプラットフォームは、そうした問題を解決するためにインフラ提供から販売・請求・サポートまでオールインワンでビジネス変革の推進をアシストします。