物理サーバのプロフェッショナル
2014.11.26(水)
国内最大級のレンタルサーバサービス「at+link(エーティーリンク)」やクラウド型テレフォニーサービス「BIZTEL(ビズテル)」を展開する株式会社リンク(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡田元治) は、物理サーバの追加・削除・コピーがGUI(グラフィカル ユーザ インターフェース)の操作で可能となるベアメタル (※1) クラウドサービス「ベアメタル型アプリプラットフォーム」において、2014 年 11 月 26 日(水)より仮想化の機能を強化しました。
(※1) ベアメタル : OS の入っていない物理サーバ
また、先日開催されたITpro EXPOでは「製品・サービスとして新規性があり優れているか」などを選定基準とした ITpro EXPO AWARD 2014 の特別賞を受賞し、このサービスがITインフラ領域において新しい価値を提供していることが第三者から評価されました。
ベアメタル型アプリプラットフォームは、GUI から物理サーバをプロビジョニングできるだけでなく、ハイパーバイザーをインストールすることで仮想サーバのホストとして利用することも可能です。そのため、リソースをあまり必要としない仮想サーバを1つの環境に集約するといった運用も簡単に実現する点は、このサービスのもう一つの特長。「開発環境は仮想サーバで運用し、本番環境は物理サーバで運用する」といった運用が、当サービスでは 1つの GUI から管理できるため、利用シーンに応じた使い分けをより手軽に行うことができます。
仮想環境と物理環境を、このようにうまく使い分けたいと考えるユーザは数多くいます。そのため、物理サーバをクラウドのように利用することができる当サービスにおいても、仮想環境の機能強化は必須であると考えており、今後さまざまな機能強化を予定しています。今回はその第一弾として、リソース( CPUメモリ )の変更がサーバ作成後も行えるように機能を強化しました。これによりCPU は 1 コア単位から、メモリは 0.5 GB単位から変更することが可能となり、運用するサービスの拡大に応じて仮想サーバのスケールアップが手軽にできるようになります。新たに追加料金などが発生することなく、運用開始後のサーバのリソース変更ができるため、より柔軟な運用が実現します。
今後も、HA( High Availability) や VM( Virtual Machine )のバックアップ、V2V( Virtual to Virtual ) / V2P( Virtual to Physical ) / P2V( Physical to Virtual )のサーバ移行など、仮想化の機能を拡充し、多くの方に利用しやすい環境を提供していく予定です。
サービス開始以来、続々と機能追加やサービスの拡充を続ける本サービスは、今後も「ユーザ企業の声に応えるため新しい技術を積極的に採用し、技術者のサーバ運用の効率化に貢献するインフラサービス」として、さまざまな機能を提供してまいります。
また、12月 4日には「 Docker 」や当サービスの特長でもある「 ベアメタルクラウド 」など、今年 IT 業界で話題となった技術を学ぶ勉強会を実施いたします。さまざまな技術の話が一度に聞ける密度の濃い内容となっております。
詳細はこちらから:http://app-plat.jp/seminar_dec14-rl
ベアメタル型アプリプラットフォームの詳細は、http://app-plat.jp/ でご覧ください。
株式会社リンクは、業界最大級の稼動台数を持つ専用ホスティングを軸として、クラウド型ホスティングサービスやクラウド型テレフォニーサービス、セキュリティプラットフォームサービスなど、さまざまなインターネット関連サービスを提供しています。農系事業にも取り組んでおり、2011 年 10 月からは岩手県岩泉町にある自然放牧酪農場「なかほら牧場」を運営しています。事業内容の詳細は、http://www.link.co.jp/ をご覧ください。
株式会社リンク (担当:原田)
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