ベアメタルとは?

ベアメタルとは?

ベアメタルとは一般的に「むき出しの金属」や「金属の露出した面」といった意味を持っていますが、IaaSでは「ソフトウェアがインストールされていない、まっさらな状態のサーバやHDD」のことを指してベアメタルと呼びます。

ベアメタルクラウドとベアメタルサーバの違い

ベアメタルクラウドとベアメタルサーバ。一見、同義に捉えられがちな2つのサービスには明確な違いがあります。ベアメタルクラウドとベアメタルサーバのそれぞれを違いを3つの観点から解説します。

違いその1

オンデマンド性

ベアメタルクラウドはあらかじめデータセンターに物理サーバが用意されており、申込みがあると物理サーバを自動的にユーザに割り当てることで、オンデマンドにサービスが利用できます。一方ベアメタルサーバは、申込み毎にユーザ用の環境を構築するため、使用するまでに数日のリードタイムが発生します(一部のサービスではオンデマンドに近い利用も可能です)。

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違いその2

コントロールパネル

ベアメタルクラウドは、ユーザが物理サーバを制御するためのコントロールパネルがあり、たとえば電源のオン/オフやストレージに保存されているデータのバックアップなどが行えます。また、複製やリストアもコントロールパネルからできるため、障害が発生した場合でもバックアップデータから別の物理サーバに自動的に移行させることもできます。
一方、ベアメタルサーバのコントロールパネルでは物理サーバをコントロールするインターフェイスがないことが多く、操作内容によってはベンダーに作業を依頼しなければなりません。

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違いその3

料金体系

初期費用がなく、時間~日単位で課金が行われるベアメタルクラウドに対し、ベアメタルサーバは初期費用があり、利用条件に1カ月、あるいはそれ以上の利用を前提とした料金体系となっていることが一般的です。回線についても違いがあり、リンクベアメタルクラウドでは、10Gbpsの共用回線で月間平均100Mbpsまで無料で利用できます(月間平均101Mbps以降は従量課金によるオプションプランあり)。一方、ベアメタルサーバの場合、帯域制限のあるサービスや帯域コミットをする場合には、別途料金が発生する場合もあります。

  ベアメタルクラウド ベアメタルサーバ
オンデマンド性 コントロールパネルから
自動でサーバ構築が可能
申込みから利用開始までに
リードタイムが発生する
コントロールパネル あり なし
料金体系 初期費用なし
日額、月額での利用可能
初期費用あり
期間の利用条件あり
ベアメタルクラウド ベアメタルサーバ
オンデマンド性
コントロールパネルから
自動でサーバ構築が可能
オンデマンド性
申込みから利用開始までに
リードタイムが発生する
コントロールパネル
あり
コントロールパネル
なし
料金体系
初期費用なし
日額、月額での利用可能
料金体系
初期費用あり
期間の利用条件あり

リンクベアメタルクラウドが
生まれた背景

リンクベアメタルクラウドは、20年間培ってきたホスティングサービスのノウハウを活かして、AWSやAzure、GCPなどの仮想サーバをベースとしたクラウドサービスとは一線を画すことにこだわり、「使いやすい物理サーバサービス」とはどういったサービスかを考え続けています。

物理サーバの自動化へのこだわり

仮想サーバベースの IaaS は,ほかのユーザの影響を受けることが多く、パフォーマンスが安定しないという声がありました。ハードウェアを専有して利用できて、かつ、ハードウェアにOSを直接インストールしてクラウド形態で提供すれば、ユーザにとってメリットのあるサービスになると考えました。物理サーバを自動でプロビジョニングする機能をコントロールパネル上に実装し、物理サーバをオンデマンド制御できるベアメタルクラウドが誕生しました。さらに、返却された物理サーバをリソースプールに戻すところまでを自動化するなど、様々な工夫をすることで、低価格・高性能なサービスを実現しています。

物理サーバのデメリットを解消することで
使いやすいサービスに

物理サーバはパフォーマンスに優れている反面、ハードウェアであるがゆえに故障がすることもあります。万が一、障害が発生した場合でも新しい物理サーバに対してデータを自動的にリストアする機能によって、物理サーバが持つ物理障害というデメリットも解消しています。