物理サーバのプロフェッショナル
2019.10.7(月)
株式会社リンク(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡田元治)は、物理サーバがクラウドのように使える「リンク ベアメタルクラウド」において、2019年 10月 7日(月)より、オープンソースのデータベース「MariaDB」をユーザに代わって運用するオプションサービス「MDB」の提供を開始します。
MariaDB は、CentOS の最新バージョンに採用されるなど、今後主流になることが見込まれるデータベースです。
従来、MariaDB の運用にあたっては、GUI(グラフィカルユーザインタフェース)のインストール・サーバ構築・監視・障害時の復旧作業などをユーザがすべて対応する必要がありました。今回サービスを開始する MDB では、こうした運用全般をリンクが対応するため、ユーザはデータベースの管理にかかる負担を大幅に軽減することが可能になります。
また、本オプションでは、パブリック VM に MariaDB を構築する「シングル構成」と、パブリック VM・物理サーバのいずれかから選択して構築できる「マルチマスタ構成」を提供しています。
シングル構成では、HA 機能(ハードウェアに障害が発生した際、自動で別のハードウェアに切り替える仕組み)によるスムーズな復旧が可能です。
一方、「MariaDB Galera Cluster」を採用するマルチマスタ構成では、3台のマスタデータベース間で常に同期ができるため、一層の冗長化が実現します。障害から復旧するスピードが速く、データの保全性にも優れている点から、Web サービスの会員情報・購入履歴などの管理にも適しています。
リンク ベアメタルクラウドは、今後も「ユーザ企業のリクエストに応えるための技術を積極的に採用し、サーバ運用の効率化に貢献するインフラサービス」として、マシンのラインアップ拡充やセキュリティをはじめとした、さまざまな機能を提供してまいります。
リンク ベアメタルクラウドは、クラウドサービスが持つ「スピード感」や「手軽さ」と、物理サーバの「高性能」かつ「安定性」といったメリットを併せ持つサーバサービスです。スピードが必要な Web サービスから品質を重視するエンタープライズまで、幅広い用途に適しています。経験豊富なスタッフによる課題解決の提案や、電話・メールでの24/365サポートを標準サービスとして提供しており、導入検討の段階から導入後のフォローまで手厚いサポートを行っています。
サービスの詳細は、https://baremetal.jp/ をご覧ください。
株式会社リンクは、業界最大級の稼動台数を持つ専用ホスティングを軸として、クラウド型ホスティングやクラウド型テレフォニーサービス、セキュリティプラットフォームサービスなど、さまざまなインターネット関連サービスを提供しています。農系事業にも取り組んでおり、2011年 10月からは岩手県岩泉町にある自然放牧酪農場「なかほら牧場」を運営しています。
事業の詳細は、https://www.link.co.jp/ をご覧ください。
株式会社リンク (担当:小川)
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